咽頭クラミジアの症状について
性病として有名なクラミジアは喉にも感染します。
男性器が感染部位となった場合、尿道の出口より膿が出てくるといった症状もあります。
それを知ると咽頭クラミジアになると喉から何か分泌液が出てくるのかと不安になるかもしれません。
どんな症状となるのかというと、もし症状が出たとしたら軽い風邪のような症状になります。
喉の軽い痛み、違和感、不快感、イガイガといった症状のほか、微熱、頭痛、咳などの症状となります。
普段は出てこない分泌物が口から出てくるといったことはほとんどありません。
そして咽頭クラミジアでは無症状というケースもかなり多いです。
先にご紹介した軽い風邪のような症状も出ず、まったく何も異変がないのです。
喉を医師に診てもらっても特に異変はなく、感染しても非常にわかりづらい病気になっています。
咽頭クラミジアの症状はこのようになっており、何か分泌物が出てくるといったことはほとんどありません。
症状がないからこそ気づきにくい
特殊な分泌物が出てくるなどすると、何か異変が起きていることには気づきますよね。
しかしそのような特徴的な症状はなく、医師に患部を確認してもらっても異変がないなど、咽頭クラミジアは感染の発見が遅れやすく、治療が遅れるリスクも大きいのです。
症状がないために感染に気付くには自分で性病検査を受けるか、パートナーにクラミジアが発覚するといったきっかけが必要になりがちです。
症状がないから感染していないわけではなく、唾液などの分泌物を通して他人にうつすこともありますから、不安なときは性病科などで検査を受けてみてください。
ちなみに検査内容はうがい液の検査となることが多く、非常に簡単に調べられます。
咽頭クラミジアの治療方法について
症状がなくても検査で陽性となったら治療を受けられます。
治療はクラミジアに効く抗生物質となるのが基本です。
飲み薬として出されることも多いですが、どのような治療となるかは症状次第です。
点滴で抗生物質を入れることもあります。
医師の指示通りに薬を飲んだり、通院して処置を受けたりすることでクラミジアが治っていきます。
必要な治療期間は個人差もかなりありますが、咽頭クラミジアは性器クラミジアよりも治療期間が長引く傾向があります。
1か月ほどはかかる場合もありますから、根気よく通院と治療を続けてください。
適切なタイミングで医師がクラミジアの検査を再度行います。
これで陰性となれば治療完了です。