クラミジアのぶり返しに注意。

クラミジアのぶり返しに注意

クラミジアの治療をするときに気をつけたいのはぶり返しです。

性病科などで治療を進める中で症状がなくなると治ったように感じられるかもしれませんが、最後まできちんと治療をしないとぶり返すことがあります。

そうなると治療はまた最初からやり直しとなり、完治までにかかる期間が間延びしがちです。

途中で中断せずに最後まで治療をやりきった方が結局は早く治ることが多いですから、一度治療を始めたら医師に完治といわれるまで薬や通院をやめないように注意してください。

咽頭クラミジアは特に注意が必要

クラミジアのぶり返しに特に注意したいのは咽頭クラミジアです。

喉に感染するこのクラミジアは性器クラミジアよりも治療期間が長くなることが多いのです。

さらにこの病気は自覚症状がまったくないことも多く、個人的には自分が病気だとは感じられないことも珍しくありません。

そんな中での薬や通院は優先順位が下がりやすく、途中でやめてしまう方もおられます。

しかしそれでは病気が治りきらず、ぶり返す可能性が高くなります。

そうなったとしても自覚症状がなくて気づきにくいかもしれませんが、咽頭クラミジアになっているとオーラルセックスやディープキスなどで相手に病気をうつす可能性がありますから、可能な限り治療して完治させるのがおすすめです。

クラミジアが完治するのはいつ?

病気が完治すればぶり返す恐れは減りますが、それはいつになるのかというと、クラミジアの再検査で陰性が確認されたときになるのが基本です。

クラミジアの感染は検査で確かめられるため、最初に病院を受診したときにも検査をしていると思います。

一定期間治療を受けたあと、それをまたやるのです。

以前は陽性だった検査が陰性になったら完治したと判断されることが多いです。

ただし、完治の判断は検査の結果を受けて医師が判断しますから、最終的な判断は主治医に仰いでください。

完治後のぶり返しはある?

完治したとされたクラミジアがぶり返すことは基本的にありませんが、何か気になる症状が出てきた場合はまた医師に相談してください。

なお、クラミジアは何度でも感染する病気になるため、完治したあとには再感染しないように注意が必要です。

感染者との性的な接触は避けるべきですが、咽頭クラミジアなど症状があまり出ないために本人も感染の自覚がないことが多いです。

そのためむやみに性的な接触を持たないことが予防策となるでしょう。

再度感染した場合、症状がでてきたり、検査で陽性となったりします。

万が一そうなった場合はまた性病科などで治療を受けてください。