性病の発見の時期

性病はいつ発見できる?

咽頭クラミジアをはじめ、性病は症状がほとんど出なかったり、一時期を過ぎると症状がなくなり、治ったように見えたりと、感染や発症に気づきにくい場合もあります。
このような性病の発見の時期はいつになるのかというと、自分で性病の可能性を考え、みずから検査を受けに行かない限り、何か性病が疑われる出来事がないといつまでも発見されない場合もあります。
性病が疑われる出来事とは、たとえばパートナーに性病が発覚した場合です。
性行為などしているパートナーにクラミジアや淋病などが何らかのきっかけで発覚した場合、自分も感染している可能性があると気づけます。
場合によっては自分がパートナーにうつした可能性もありますから、このようなことがあれば自分も性病検査を受けるといいです。
これで性病を発見できることもあります。

また、性病の種類によっては症状が進行するとわかりやすい症状が現れ、それで病院を受診して発見に至る場合もあります。
たとえば梅毒など、初期症状は感染部位に潰瘍ができるなどわかりにくい症状となる上、自然にその潰瘍も消えるために治ったと勘違いしやすいのですが、やがて全身にバラ色の発疹ができるという明確な症状が現れます。
このときに性病科や皮膚科などを受診することで梅毒の発見につながる場合が多いですね。

このような出来事が一切ない場合、みずから検査を受けない限り、性病をいつまでも発見できない場合もあります。
なにかの機会に内科などを受診したときに発見されるかというと、まったくないわけではありませんが、症状がほとんどなかったり、症状が風邪に酷似していたりすると医師でも見分けや発見が難しいのが実情です。
なにかきっかけや特徴的な症状があったり、みずから検査を受けたりしないと、発見が遅れる場合がありますから注意してください。

性病が心配なときは定期検査がおすすめ

症状がほとんどない性病も長期間感染が続いており、ひそかに症状が進行しているとやがては何か特徴的な症状が現れることもあります。
しかしそのときはかなり症状が進行しており、病気の種類によっては取り返しがつかない症状となる場合もあります。
その時期に発見となっても以前のような健康体を取り戻すのが難しい場合もありますから、不安なときは定期検査を受けるといいです。
特に性病の感染のきっかけとなる性行為等を頻繁に行う方は症状がなくても定期的に検査を受けると安心です。
そうすると感染から比較的早い時期に性病を発見できるでしょう。