咽頭クラミジアの潜伏期間は?潜伏期間内でも感染する!?

咽頭クラミジアについてあまりよく知らないという人は、咽頭クラミジアに感染している人とディープキスやオーラルセックスをしたとき、翌日などにすぐ症状が出ると思っている人が多いです。
しかし、咽頭クラミジアの場合は潜伏期間を経て、症状が表れてくるので誰と性交渉を行ったことが原因なのか分からないことが多いとされています。
では、咽頭クラミジアによる潜伏期間について見ていきましょう。

・咽頭クラミジアの場合、潜伏期間はどのくらい?
咽頭クラミジアはディープキスやオーラルセックスなどにより感染してしまうと言われているのですが、感染したからと言って翌日から症状が出るというものではありません。
咽頭淋病の場合は潜伏期間が1週間以内と短く、喉や咳などの症状が出始めます。
一方、咽頭クラミジアの場合は咽頭淋病よりも潜伏期間が長くて、1週間〜3週間程度の潜伏期間ではないかと考えられています。
潜伏期間が過ぎてから症状が出始める人もいれば、全然自覚症状が出なくて咽頭クラミジアに感染していることを知らない人も多いです。

・症状が出る場合は潜伏期間後どんな症状が出るの?
男性の統計データでは約40%〜50%の確率で、自覚症状が出るとされています。
自覚症状が出る場合は潜伏期間後に、喉の違和感や腫れ、咳や発熱などの症状が表れます。
性交渉を行った女性が咽頭クラミジアに感染していても、ディープキスを行わなかったり、オーラルセックスを行わなかった場合は感染する確率は低いとされています。
性交渉を行ってから1週間〜3週間程度経過し、喉や咳などに異変があると感じたときは一通りの性病検査を行い、咽頭クラミジアに感染していないかや他にもクラミジア性尿道炎になっていないかなども確認するようにしましょう。

このように咽頭クラミジアは女性と性交渉を行ってすぐに症状が出始めるわけではありません。
症状が出始めるのは潜伏期間が過ぎてからなのですが、潜伏期間内に性交渉を行ってしまうと他の人にも咽頭クラミジアをうつしてしまうので注意しましょう。
1週間〜3週間後に喉の違和感や咳などの症状が出始めた場合は、咽頭クラミジアの可能性もあるのでしっかりと検査をして検査結果を受け止めるようにしましょう。

咽頭クラミジアは適切な治療によって治せる病気なので、放置しないようにし抗生物質による治療を開始しましょう。
治療を行っている間は性交渉を控えるように言われるのですが、2週間後の検査結果で問題がなければ性交渉が行えるようになるので安心して治療を行いましょう。