■福祉とは
「福祉」とは、社会の全ての人が幸福で安定した生活を営むことをいいます。
ですから、「福祉」は特別な人に対する特別なことではなく、子供からお年寄りまで、私たち一人一人の毎日の生活に関係する身近なことです。
■社会福祉とは
全ての人が幸せで安定した生活ができるようにするため、個人や家族だけでは解決できない生活上の問題や課題を解決していくことが社会福祉の目的です。
そのため、行政や地域、そして私たち自身が行ういろいろな取り組みや、暮らしを支えるための政策、制度などの幅広い範囲を社会福祉と呼んでいます。
■地域福祉の推進とは
地域福祉の推進とは、大まかに言えば、私たちが日々快適に、安心して暮らしていくために、その地域で抱えている課題や問題を解決していくことです。
例えば、「近所に独り暮らしのお年寄りがいるけれど、外出もしないので心配だ」「子育ての不安を聞いてほしい、相談したい」という問題・課題に対して、住民がみんなで解決に向けて考え、自分にできる活動をしていくことが、地域福祉の推進といえます。
少し以前までは、地域には親密な近所づきあいや、“お互いさま”の気遣いがあり、ちょっとした頼みごとや困りごとの相談が、気軽にできる人のつながりや、集いの場がありました。
しかし、近年、社会構造の急激な変化や、都市化の進展、少子高齢社会への移行などを背景として、地域や家族でお互いに助け合う相互扶助機能が、薄れてきています。
一方、自殺や虐待、ホームレス、家庭内暴力など、生活の大きな課題でありながら、従来の福祉行政が分野別に対応するだけでは、支えきれない課題も出てきています。
このような状況のなかで、くらしの基盤となる家庭をとりまく地域が、暮らしのなかで生じる様々な困りごとや頼みごとを受け止め、解決へとつないでいける仕組みや取り組み(=地域福祉の取り組み)が必要となっています。
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